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中島 健太郎

【SKYSQUARE】巨大ピット作成計画!!!土木工事には埋蔵文化財発掘の届出

次なる計画に乗り出しました!!!


その名も「巨大ピットの作成計画」です。

屋外での大規模フォーリー収録において、音場を最大限に良くするため、巨大な穴を掘削して、その巨大なピットで収録する手法を行ってみようと立案いたしました。


少しでも良い音で収録するための思いつきではありますが、やってみなければ結果がわからないのでとりあえず思いつくものはやろうと思っております。


しかしここで問題が発生します。

やってみたいからすぐに掘るというわけにもいかず、

掘削する場合は、所有している土地であったとしても「埋蔵文化財発掘の届出」というものが必要になります。

そのため、掘削する範囲や深さなどを資料化して、文化庁に提出することが必要なのです。

この資料化などはそもそもやったことがなかったので、まず提出先にどういうことがしたいのかを説明するところから始まりました。


そこで文化会館に行ってまいりました。

文化会館

持てる資料を持参して、説明してきたところ担当者の方が親身に聞いてくださり、素人でもできる申請方法を伝授してもらえたので、以下にまとめさせていただきます。


杭とロープ

1,掘削予定地の場所を選定する

まずは杭を打ち付け穴をあける箇所をロープで囲います。

掘る箇所が見た目でも分かるようにすることが必要です。

担当者の方が資料を細かく見て確認するよりは、その場所に行った際にどの箇所を掘るのかということが即座に理解できるものが望ましいです。



囲いサイズを調整

2,サイズを調整して図にする

杭を打ったもので大枠を把握したら、現場でサイズを調整します。

これは感覚なのでどの程度大きくとるべきかは分かりませんが(足りないかも)、

申請時にこれより大きいものを掘削したい場合は再度申請が必要になるので、大きく申請しておくのが良いと教えていただきました。

なので大きめにとっています。


申請ピットサイズは

縦6m×横12m×高さ4mです。

ショベルカーの掘削領域の限界値手前を想定して最大の高さを決めました。

別角度の画像

3,別角度も図として用意する

同様の場所ですが、別角度からの撮影と同様の画像資料を用意します。

これによりさらに分かりやすくなるため、作成しておくことが重要です。


境界線までの距離

4,境界線の位置からの距離を測る

土地には必ず、境界がわかるポール等が立っています。

この境界までの距離を測ってそのサイズを出す必要があります。

こちらもその申請に必要なため、サイズを測って資料に載せます。


これらに加え申請書「埋蔵文化財発掘の届出」が必要になります。

※こちらは各自治体ごとに違うかと思うので場所によってやり方が変わりそうではありますね。


これらの資料作成を経て、ついに申請が完了しました!!!!

次から掘削する際のフローを把握できたので、すんなりと実行できそうです。

やっぱりやってみるものだなぁと感じました。

引き続き計画を進めていきます。


>対象リンク




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