【SKYSQUAREの道-029-】緊急事態!!~泥~
- 中島 健太郎
- 8月12日
- 読了時間: 8分

こんにちは
株式会社AZSTOKE 中島です。
今回の目的は
緊急事態が発生しました!!!泥が・・・
こちらのブログで紹介した拠点づくりのPart4になります。
今回は前回のブログで整地した土地にようやくプレハブを設置していこうとした矢先 雨が降ると土地が完全に泥化してしまい、すごいぬかるみが発生してしまいました・・・
今回のその状況とこのでかい壁をどのように解決していくかを考えます。
こちらがある程度綺麗に整地を行った後で軽く砕石を巻いて地固めもしていました。
ところが・・・・

これまでのSKYSQUAREの道の記事一覧はこちら
■目次
1,雨が降っている状態
山の上ということもあり、雨が降るとご覧の通り、地表はひどいことになります。
ダンプカーやショベルカーなどの数トン行く乗り物などが通ると確実に地面跡がつくことで車両のスタックに繋がります。
ようやくここまで来たと思った矢先になかなかのでかい問題が発覚しました。


2,全部「泥」
完全な泥に変化して人があるくだけで結構埋まるような状態になってしまいました。
画像のスコップですくっている状況ですが、もうひどいものです。

3,動けば動くほど悪化する・・・
砕石の量が足りないのかと考えてトラックで砕石を取りに行っては巻いてみるなどで
いろいろ試行錯誤しましたが悪循環でトラックが通るたびに大きなタイヤの跡がつく状態になってしまいます。
砕石では解決できないことにここで気づきます。


4,プレハブ設置を保留にしなければならない
プレハブ設置に向けて動いてましたがこのまま設置は不可能となり、業者に連絡し設置を保留しました・・・
もう一歩だったのにと思いつつ、このまま晴れが続いていけると思って建てたらすごい傾くとか起きてたと考えると不幸中の幸いかなと思います。
ただどう解決するべきなのかがわからないのでとりあえず調べるしかないと考えました。
5,地盤改良とは
とりあえずインターネットを利用して調べまくります。 「水はけが悪い」「ぬかるみ」「改善方法」など調べた結果最終的に出てきた答えが地盤改良でした。
家を建てたりするときに確かにそういうのがあったのを思い出し、地盤改良について調べました。
地盤改良にも複数の工法が存在していることがわかりましたが、なるべく低コストで地盤改良を行わなければ、これからのSKYSQUARE開拓に大きな問題として立ちはだかることがわかりました。
なんせ広いのでこれ全部に業者依頼の地盤改良なんてしたら数千万とかかかってしまうレベルでそれのみにそんなコストをかけることは現実的ではなく、なるべく低コストを考える必要がありました。
そこで様々なことを考慮して決めた工法が「地盤改良用のセメント固化材」を利用した地盤改良です。
一番の理由がショベルカーがあれば施工可能だからです。 ショベルカーならある!!!ということでこれ一択でした。

6,地盤改良用のセメント固化材とは
まず見つけたのがこちらのジオセットになります。
引用:太平洋セメント:ジオセット ジオセットは、土と混合すると水和反応により速やかに針状のエトリンガイト(3CaO・Al2O3・ 3CaSO4・32H2O)を生成します。このエトリンガイトが粘土粒子を架橋し強固な骨格を形成させ、土を迅速に固化させます。さらに、カルシウムシリケート水和物などが、この架橋をより強固なものにします。軟弱土・建設発生土の改良、汚泥・底質の固化処理など、幅広い用途に対応可能です。
ジオセットは地盤改良用のセメント固化材でまさに今起きている泥になってしまう問題を解決できるものと確信しました。
これを使えば解決するかもしれない!!!
7,地盤改良用のセメント固化材ってそもそもどこで買えるの??
問題はこれをどこで買えるのかということでした。
ホームセンターには当然ないので、一旦太平洋セメントに問い合わせしました。
太平洋セメント担当者:「建材屋に卸しているけど一般では販売していません」
ということでした・・・山梨で卸している建材屋の問い合わせ先を教えてもらい
次はそこに電話しました。
建材屋担当者:「建設業でなければ難しい」
積んだ・・・
そもそも購入できないのか・・・購入できなければそもそもできない
8,希望
購入できないということを知ってしまい打つ手なしと思い
プレハブ予定地のところの一区画のみ地盤改良を業者に依頼することにしました。
その金額が約100万
マイホームでこれで終了ならいいけどまだまだある・・・
その時でした。 その業者のやり取りで新たな地盤改良用セメント固化材の存在を知りました。
引用:UBE三菱セメント株式会社:ユースタビラー
あらゆる土木・建築工事現場に置かる軟弱土を固化し、良質土に改良することが可能なセメント系固化材です。限りある土地を有効に活用し、次世代に引き継いでいくことを目的にして生まれました。最適な品種を選定することで、有機質土・腐植土等も固化することが可能です。また、固化材散布時・混合時の発塵を大幅に抑制させることができる品種も用意しております。
ジオセットの購入ができないことはわかりましたが、別メーカーのユースタビラーが購入できるのかはまだわからなかったためそれに希望を託しました。
一区画の地盤改良は依頼している業者にお願いするとしても今後拡張するごとに地盤改良をお願いするとしたらかなりの金額にいくことがわかるのでできる限り、材料費のみで地盤改良できるようにならなければならないと考えていました。
9,フレコンは必須!!
さらにどのようなサイズで販売してくれるのか
これもかなり重要になります。っというかフレコンが絶対条件です。
例えばホームセンターなどで販売されている15kg or 25kg単位の袋詰めされたセメントの場合だと、かなりの人手が必要になります。 セメント固化材の範囲が100kgに1㎡と言われているため、例えば25kgの袋詰めされたものを 巻く場所に持っていき、それをカッターなどで開けて広げるをすべて手作業で行わなければならないため、固化材の量が数トンを超える場合、積み下ろすだけで相当の人手が必要になります。 どう考えても引くレベルで重労働があるので、それは現実的ではなく、この場合に使われている方法がフレコン(1t)単位で購入できることにあります。 そうすれば、積み下ろしをショベルカーのクレーンで行って且つ、地面に固化材を巻くときはフレコンの下を少し切ることでショベルカーが持ち上げて動かすことで中の粉を巻くことができます。 フレコンで固化材を巻いているYoutube動画もあるぐらいでいろいろ参考にさせてもらってます。
皆さんその方法で巻いているのがわかりました。
この動画はすべてプロの人の現場の動画ですけどねww
そのためフレコンで購入は絶対条件です。
10,ネットの建材屋「J-Works」を見つける
ユースタビラーでネット検索すると一つのサイトを見つけました。 株式会社穂積トレイドが運営しているサイトで建材を主に扱っていました。 そこにユースタビラーがあることがわかりました。
J-Works:ユースタビラー
ただ問い合わせと書かれててそもそも購入できるのかがわからない状態でした。 とりあえず問い合わせを行ってみると
「現地で積み下ろしができるのであれば、フレコンで購入することが可能です。」
ということでした。 ついに建設業ではなくても購入できるところを見つけました!!!!
ただ購入条件の積み下ろしですがまさかここで役に立つと思ってませんでしたが
購入条件
積み下ろすには
・購入した:クレーン機能付きショベルカー
・免許:車両建設機械整地等
・免許:小型移動式クレーン
・免許:玉掛け
この4つを持っていることで条件を満たすことができました!!!!
なんとこれで買えます!!!!
免許持っててよかった!!!
なかなか大変なロードマップでしたがようやく見えてきました。
11,まとめ
ついに地盤改良に手を出してますが、プレハブを設置する予定の箇所は、初めてなので一区画のみは業者にお任せして、プレハブ設置後の拡張部分を地盤改良用固化材を購入し、自分で地盤改良を行ってみようと思います。
なんせホンの一区画で約100万近くするので・・・ これを続けて業者依頼ではなく、材料費で工事を行えるようにならなければいけないと考えています。 材料費だけになると20万ぐらいになります。
人件費がやっぱり一番高い!!!
引き続きSKYSQUAREの道を突き進んでまいります。
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